こんにちは書道好きのひかです。
今回は書道初心者さん向けに「おすすめ書籍3選」をご紹介していきます。
書道って奥が深くてむずかしそうだな
そのように考えている人は多いのではないでしょうか。
書道とは文字を書くこと。その文字ははるか昔の先人たちが作り、形を変えながら現在まで引き継がれ存在しているのでとても奥が深く理解しにくいものです。この記事ではそのようなお悩みの方に向けて書道を習い始めて6年で毛筆師範を取得したブログ管理人のひかがおすすめの書籍を紹介いたします。
書道について理解を深めたい方、わかりやすく読みやすい本を探している方、書道初心者さんはもちろん字がうまくならず行き詰まっている方や少し書道に興味あるという方も、みなさんぜひ参考にしてください。
書道って何?と思っている方
字がうまく書けず行き詰まっている方
書道の知識を増やしたい方
書道の魅力と教えをわかりやすく、やさしく学ぶことができる本をご紹介
書道初心者さんにおすすめの書籍3選
書のひみつ
この本では「書道ってなに?」と思われている方にわかりやすく書道の魅力を解説しています。
書道に馴染みがなくても筆で書くことに慣れていなくても、「筆で書いた文字」に惹かれる方は多いのではないでしょうか。
文字を見て力強さや優しさを感じたことがあると思います。文字には不思議な力が備わっているのでは?そのような疑問の答えははるか昔、文字が誕生した時代までさかのぼります。
大切なのは楽しむこと。感じる心を鍛えること。
この本では書道の魅力をわかりやすく「4つのひみつ」にわけて説明しています。
書道鑑賞力が鍛えられる一冊です。
かわいい挿し絵があり、わかりやすく解説してくれていますよ
マンガ「書」の歴史と名作手本~王義之と顔真卿
こちらの本では中国の有名な書家王義之(オウギシ)と顔真卿(ガンシンケイ)を中心に書道にはかかせない人物をわかりやすくマンガで紹介しています。
時系列で進めてあり過去から現代へ時代の流れで文字の変化を知ることができます。この本を読むだけで古典や書道の知識を学ぶことができます。
活字ではわかりにくい人物像や情景がマンガで描かかれているので想像しやすく頭に入りやすいです。
難しい説明もかなりかみ砕いて文章と絵で描かれています。しかし情景が現代とかけ離れているため何度も読み直して理解を深めることをおすすめします。
この本を通じて興味のある書家を見つけたらその書家の作品や人物像をもっと詳しく調べて知識を増やしていきましょう。専門書などへ進んでもいいでしょう。この本を書道入門本として活用することをおすすめします。
この本を通して好きな書家を見つけることができますよ。
とめはねっ!
最後におすすめの本は高校書道部を舞台にした学園漫画「とめはねっ!」です。
時代背景が現代なのでとてもなじみやすく、読みやすいです。所々に差し込まれている書道の教養は要点をよく捉えてあり書道を知りたい人は知識が増えるし、興味のない人でも学園漫画として楽しみながら書道の世界に触れることができます。
そしてこの学園の書道部に在籍している登場人物は、みんな書道に情熱を持っており個性的で思わず応援したくなります。
全14巻、著者は「帯をギュッとね!」「モンキーターン」などでも有名な河合克敏さんです。またこの本では書道で有名な先生方や協会も協力されているので書作品を見るだけでも勉強になります。
実際に開催されている書道甲子園を舞台にストーリーが進められており、よりリアルに感じることができる本です。
今は紙書籍は発売されておりません。電子書籍、もしくは中古品でお楽しみください。
書道初心者さんにおすすめの書籍3選まとめ
書のひみつ (朝日出版社)
マンガ「書」の歴史と名作手本 王義之と顔真卿 (講談社+α文庫)
とめはねっ! (小学館)
今回ご紹介した3選はいずれも絵やイラストで書道について丁寧に説明されています。難しい内容をわかりやすく最小限までかみ砕いてあるので書道入門にふさわしい書籍です。
今回ご紹介した本を読むことで書の魅力、書の楽しさに触れることができます。そして書いてみたくなったらすぐにでも筆を持って始めてみてください。
楽しく書いて心を整えると人生も豊かになりますよ。
「気づいたら字がうまくなってた」そのくらいの温度感で進めていきましょう。
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